2010年09月30日

椿立カルチャー教室




 来る十月七日(木)午後一時から椿の里で写経をします。
今、写経の仕方の説明資料を準備したところです。


この「椿立カルチャ教室」は前区長・原田鋭美さんが発案しました。今年の二月からはじまりました。


 私たち椿立地域の人びとが自分の得意分野を気楽に教え、同じ地域の人たちが家庭的な雰囲気のもとで楽しく習えることを眼目にしています。いろいろなことを勉強して心豊かに暮らし、椿立に住んでよかったと思える地域にしたいと原田前区長が考えました。


 講師の依頼、受講者の募集等は、寄田種子さん、藤澤時子さん、小野君子さん、原田恵子さんがお世話をしてくださっています。


 現在、椿立地区は五十七世帯です。綾渡が28軒、大蔵連が3軒、山谷が12軒、椿立が3軒、室口が6軒、漆畑が5軒で合計五十七軒です。この地区には専門知識や専門技術を持った人がたくさんみえます。また、林業・農業・昔の暮らし方に精通した人もたくさんみえます。そのような人が講師になって「椿立カルチャ教室」がはじまりました。二月から八月までどのような教室がひらかれたかを挙げてみます。
 

二月「わら草履づくり」 講師:小野君子、筒井富美子
 わらの代わりにカラフルな布切れを使いました。大小さまざまな布草履ができて大爆笑。

三月「日本映画の発生と黒澤映画について」 講師:都築政昭
 参加者全員に都築先生の新刊本『黒澤明 全作品と全生涯』が無料で配られました。

四月「絵手紙」 講師:宇津木隆
 絵手紙用の葉書に各自が書きたい絵を描き、自分の言葉を添えました。

五月「銭太鼓」 講師:内藤フミエ
 フミエさんが出雲地方で習ってきたもの。練習を積んだ女性たちが秋のお祭りに演技を披露します。

六月「カゴ作り」 講師:黒柳喜美子、大竹豊美
 綾渡の藤澤キヨコさんと藤澤ヨネさんがカゴ作りの元祖。梱包用のビニールテープで作りました。

七月「書道」 講師:原田恵子
 読売書法展七回入選の恵子さんが講師。恵子さんのお手本を参考に、太筆で色紙に書きました。

八月「お話であそびましょう」 講師:佐藤かつ子、藤村純子
昔ばなしを聞いたのち、「おむすびころりん」を皆で群読しました。

九月「フェルト」 講師:小川今日子
 フェルト作家の今日子さんが講師。染色した毛でフェルト玉を作り、ストラップに仕上げました。


 そして十月は私が写経用紙などを用意して皆さんといっしょに写経します。


 釈尊在世のときは、写経ということはありませんでした。釈尊が言われたことを耳で聞き、頭で覚えて、口で伝えていたからです。

 紀元前後にインド各地で大乗仏教が興り、多くの経典が出来ました。その経典を広めるために書き写すことが勧められました。中国ではインドの言葉から中国語に翻訳する事業が国家の仕事としておこなわれました。それとともに写経も膨大な量、おこなわれました。シルクロード沿いの古代都市や敦煌から古い時代の写経が発掘されています。

日本では奈良時代、官費を支給して写経所で写経しました。現代ではコピー技術が発達しましたので、お経そのものを伝えるために写経する必要はなくなりました。しかし静かな時間を持ち、自己の修養を積むためには、写経が最適と思われます。



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